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ごあいさつ
住まいづくりへの想い
いま、ミシナが思うこと。
豊かな暮らしへの8つの提言
豊かな暮らしを描く8つのエピソード

じめまして。バウハウス代表の三品です。
私が考えている家づくりについて、ちょっと長くなってしまいますが、お話しさせてください。  
家は生活の器であって、暮らしそのものではない、というのが私の想いです。
どんなに良い工法、設備や素材を選んだからといって、必ず良い家ができるとは限りません。
素晴らしい器をつくっても、そこで営まれる暮らしとかけ離れた家では、快適な毎日を送ることはできないでしょう。  
だから私たちの家づくりは「自分たちはどのような暮らしがしたいのか?」「なぜ、今家がほしいのか?」「5年後・10年後にどんな暮らしをしていたいか?」などを、お客様と一緒に考えるところからスタートします。

ーワードは『豊かな暮らし』。
これは金銭的な豊かさのことではなく、心が豊かになる楽しい暮らしのこと。
大人が楽しそうに暮らしていれば、それを見て育つ子どもたちも、心健やかに育つはずです。  
当社のお客様の多くは30代~40代くらいの子育て世代ですが、今までほとんど、子ども部屋をつくったことはありません。
「小さな子どもに、個室やプライバシーは不要」が私の家づくりの信条です。
お父さんやお母さんは、子ども部屋を勉強部屋と勘違いしないでください。
子ども部屋で勉強をする子どもは、いないと言ってもいいかもしれません。
個室は親の干渉から逃れるための「こもる部屋」です。ですから教育上害はあっても、よいことはないと思います。  
子どもが大きくなり、受験勉強などで本当に個室が必要になってから、壁を仕切っても遅くはないでしょう。
それまでは、広い多目的スペースとしておいて、リビングで家族と勉強すればいいんです。

のためには、家族が団らんできる、広いリビングが必要です。
お互いに過度の干渉をすることなく、一つの空間を共有すること。
それが、私たちが実践してきた家族の団らんです。
 
人は3mの距離をとると相手をあまり意識しなくなるといわれます。
家族が集まっても、この距離を取れる大きなリビングがあると、各々が好きなことを
しながらでも、互いの様子を常に感じられる「団らん」ができるのです。
個室はなくしても、大きなリビングは必ずつくりましょう。
それが、楽しい暮らしであり、『豊かな暮らし』でもあると思います。
 
現代の社会環境は、子どもにとって恵まれ過ぎています。
欲しいものは手に入り、好きなものは腹一杯食べることができます。
このような環境では、何のために勉強や仕事に励まなければいけないのか、
その目的さえ見失ってしまうでしょう。家は子どもにとって、
不自由さを感じさせることも必要なんです。


は3回建てないと満足するものができない、とはよく聞かれる言葉。
それは、若い頃の家と40代前後の壮年期の家、
そして、50代や60代以降の家ではライフスタイルや趣味・趣向が変わってしまう
からです。でも、そうそう建て替えなんて、できませんよね。
だからこそ、最初にしっかり考えることが大切なんです。
せっかく苦労して建てるのですから、せめて100年は使ってほしい。
私の率直な想いです。
もちろん、定期的に手を入れメンテナンスをしながら住んでほしいのです。
 
家づくりは、最初から100%つくり込む必要はありません。
わからないことや、今の段階で決められないことは、無理に決めてしまわないで、
住みながら手を加えていきましょう。  
これまで私も建て替えを何度か経験してきましたが、「老朽化して危険だから
建て替える」ということは一度もありませんでした。
ほとんどは、まだ耐久性や強度は残っていても、使い勝手の悪い間取り、
手入れを怠った外壁や屋根が相当に痛んでいる、設備が老朽化している、
といった理由によるもの。こうしたことを防ぐためにも、最初の段階でメンテナンス
や暮らしの変化に対応できる、全体の形を考える必要があるんです。


金が潤沢な方は別として、誰でも限られた予算の中で何とか満足する住まいを建てたいと思っています。
そんな時は、押し並べて平均80点の住まいにするのではなく、「我が家はここが120点!」と思えるポイントを考えましょう。  
例えば、吹き抜けのリビングや檜のお風呂、憧れだった薪ストーブ、バーベキューができるウッドデッキ、趣味のプラモデルづくりができるアトリエなど、
ちょっと自慢できる部分です。そうすると、他の部分は予算的にこだわれなかったとしても、心から愛着の持てる住まいに仕上がるでしょう。  
当社のお客様の平均的な予算は、2000万円前後です。予算のことも含めて、何でもご相談ください。
あなたが考える『豊かな暮らし』を一緒に考えていきましょう。

最後に──。
私は大学時代も含めると建築との関わりは40年近くになります。
建材メーカーのサラリーマンとして、デザインや建材、住宅工法の開発と研究に従事する一方、住宅の設計も手がけてきました。  
建築の世界では、20・30年は赤子も同然、40・50年になってやっと建築がわかってくるともいわれます。
私も50歳半ばを過ぎて、やっと建築の何たるかがわかりかけてきた気がします。
そして、住宅の設計はその規模に似合わず、奥の深い仕事であることも、わかってきました。
ここに紹介した内容は、お客様との最初の打ち合わせでお話しする、ほんの一部です。  
みな様の家づくりのご参考になれば、幸いです。

                                                          BAUHOUSE代表 三品 信喜

 

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